先日Amazonでレコメンドされ, タイトルに少し惹かれて購入してみた.
著者の尾原さんは, マッキンゼーというコンサルタントファームに始まり, リクルート, Google, ドコモ, 楽天など多くのIT企業を渡り歩き, これまでにIT関連の本を2冊出されている.
残念ながら, 私はこれら2冊を読んでいないが...
目 次
第1章 「乾けない世代」とは何か?
第2章 偏愛こそが人間の価値になる
第3章 異なる「強み」を掛け算する最強チームの作り方
第4章 個人の働き方
日常社会において世代間の価値観の違いを感じつつも,「何が違うのか」,「どう違うのか」ということにハッキリと理解している人は少ない.
ないものがある時代を生きてきた「乾いている世代」と何もかもある時代を生きる「乾けない世代」それぞれが, 何を重視し, 何に幸せを感じ行動しているかを分かり易く説明しており, 改めて気付かされる事も多い.
世代 | モチベーション | 幸福の軸 |
乾いている世代 | 国, 社会を動かし, 支えていく | 達成, 快楽 |
乾けない世代 | 家庭, 友人, 自分 | 良好な人間関係, 意味合い, 没頭 |
これからの変化の時代は, 自分の好きを追求する「乾けない世代」のモチベーションのあり方が求めら, 自分の「好き」を追求している個人をどう活かしていくか, 変化の時代における新しい働き方のヒントなどが著者の経験等を踏まえて書かれている.
1日で読めるくらいの読みやすい内容・表現ですので, 気軽に手に取って読んでみてはいかがですか...
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