みらいテックラボ

音声・画像認識や機械学習など, 週末プログラマである管理人が興味のある技術の紹介や実際にトライしてみた様子などメモしていく.

Serveo, すごく便利そう!!

「Kingyo AI Navi」[1]をLINE Bot × GCP(Google Cloud Platform)を活用して開発しているのだが, サーバ側アプリの開発をローカルPCで行っている. (運用はGCEで...)
その際に, LINE BotからのWebhook URLを受け付けられるように, これまでngrok[2]を使用してきた.

negrok便利なのだが, 1点困ることがある.
それは, ngrokが毎回新しいURLを生成すること.
そのため, 毎回LINE Developersに入って, アプリのメッセージ送受信設定で, Webhook URLを設定し直さなければならない.

最近, ネットでserveo[3]というngrokと同じような機能をもつサービスがあることを知った.

そこで, serveoを試してみることにした.
といっても, インストールや登録が不要なので, 以下のコマンドを実行するだけで, メッチャ簡単!!

$ ssh -o ServerAliveInterval=60 -R <server name>:80:localhost:3000 serveo.net

< server name >を例えば"test_server"として, 上記コマンドを実行すると, トンネリング開始.

$ ssh -o ServerAliveInterval=60 -R test_server:80:localhost:3000 serveo.net
orwarding HTTP traffic from https://test_server.serveo.net
Press g to start a GUI session and ctrl-c to quit.
HTTP request from XXX.YYY.200.100 to https://test_server.serveo.net/
HTTP request from XXX.YYY.200.100 to https://test_server.serveo.net/favicon.ico

次に, ローカルPC上でWebアプリ実行.

$ node test.js 3000
Server running at ${PORT}

ブラウザで, "https://test_server.serveo.net”にアクセルすると, ちゃんとローカルPCのWebアプリにアクセスできてます.

f:id:moonlight-aska:20190807235744p:plain

まだ使い始めただけで, よくわかってない部分もあるが, ngrokで不便だったことがserveoで解決されたので, しばらく活用してみようと思う!!

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参照URL:
[1] 「Kingyo AI Navi」のアプリ化を考える (1) ~ (4)
[2] ngrok - secure introspectal tunnels to localhost
[3] Serveo: expose local servers to the internet using SSH




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