「ビッグデータ」「データサイエンティスト」「アナリティクス」...
ここ数年、データ分析に関する言葉を耳にする機会が急激に増えた.
データ分析についてなんとなくは理解しているのだが, 一度データ分析手法などの基本を知ろうと思い読んでみた.
この本を選んだのは, 説明に使用しているフレームワークが「QC7つ道具[1]」と「新QC7つ道具[2]」で, モノづくりに携わっている(メーカー勤務)こともあり, これらについて少しは知識があったから....
目 次
第1部 理論編
STEP01 3つのツールを使って「準備」する
STEP02 データを「集める」際は3つのポイントを守る
STEP03 3つのポイントに注意して「分析」する
STEP04 「表現」の工夫次第で説明力が変わる
STEP05 伝えるべき相手に合わせた表現で「伝える」
第2部 事例編
CHAPTER01 高収益体質に生まれ変わるために製品選定を見直す
CHAPTER02 店舗の売上をさらに伸ばすために新規のセットメニューを考える
CHAPTER03 売上に貢献した顧客別DM(ダイレクトメール)作成でリピート率を上げる
筆者が初心者向けというだけあって, データ分析の流れや考え方の基本を学ぶという点では, 分かり易く, 読みやすい一冊だった.
ただ, 内容がかなりマーケティング寄りな感じなので, 個人的にはシステム開発などにおけるデータ分析の具体例などもあると, よりうれしいのだが...
データ分析を活かすには,
「準備する」⇒「集める」⇒「分析する」⇒「表現する」⇒「伝える」
の5つのステップが重要.
普段の仕事の中でも簡単なデータ分析をすることはよくあると思う.
その際に, それなりには上記ステップを踏んでいるかと思うが, 各ステップで書かれているポイントを意識して進めるだけでもデータ分析力はアップするのではと思う.
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参照URL:
[1] QC七つ道具とは~品質管理の知識
[2] 新QC七つ道具とは~品質管理の知識
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データ分析のための機械学習入門 Pythonで動かし、理解できる、人工知能技術
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「それ、根拠あるの?」と言わせない データ・統計分析ができる本
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