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みらいテックラボ

音声・画像認識や機械学習など, 管理人が興味のある技術の紹介や実際にトライしてみた様子などメモしていく.

「ビッグデータと人工知能 - 可能性と罠を見極める」の紹介

最近, 人工知能(AI)関連の本が増えてきたが, ビッグデータ人工知能の活用で明るい未来社会をイメージさせるものが多い.
書店でこの本を手に取り, まえがきを見て, 他の本と少し違う感じがしたので読んでみることに.

 目 次
第1章 ビッグデータとは何か
第2章 機械学習のブレークスルー
第3章 人工知能が人間を超える!?
第4章 自由/責任/プライバシーはどうなるか?
第5章 集合知の新展開

最近「シンギュラリティ(技術的特異点)」という言葉をよく耳にする.
2045年には, 人間より賢い「意識」を持つ人工知能が出現し, 何もかも任せられる時代になる, というものだ.

この本のポイントは,
・「人間のような知能を持つコンピュータ」の実現は極めて困難で, シンギュラリティ仮説が説くような世界は到来しない.
人工知能(AI)を人間機械化の道具にするのではなく, 逆に人間の知能(集合知)と知能増幅(IA)技術の融合が重要である.
と, いったところか.

シンギュラリティ仮説に過度の期待をする人, 逆に恐れを抱いている人, いずれにもおすすめできる本である.

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AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

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