みらいテックラボ

音声・画像認識や機械学習など, 週末プログラマである管理人が興味のある技術の紹介や実際にトライしてみた様子などメモしていく.

「東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデータ分析~」の紹介

いくつかのデータ分析の入門書などで, データ分析の基礎的なところは理解しているつもりなので, 少し物足りないかもしれないとは思いつつも, 東京大学のオフライン講義をベースにした本ということで読んでみることにした. 目 次 Chapter 1 本書の概要とPytho…

Cloud AutoML Vision Edgeを試してみる(1)

サンフランシスコで開催されたGoogle Cloud Next '19(2019.4.9-11)で, AutoML Visionの拡張機能としてAutoML Vision Edgeが発表された. AutoML Vision Edgeは, Edgeデバイス(例えば, Android端末など)で動作する画像分類のカスタムモデルを作成することがで…

「Kingyo AI Navi」のアプリ化を考える (4)

2019.3.16にUrban Data Challenge 2018のファイナルが行われ, CODE for YAMATOKORIYAMAが金魚愛(AI)育成プロジェクトとして取り組んでいる「Kingyo AI Navi」が, アイデア部門の金賞[1]を受賞した.CODE for YAMATOKORIYAMAでは, 今年度このアイデアをアプリ…

「Kingyo AI Navi」のアプリ化を考える (3)

先月中旬(2019.3.16), Urban Data Challenge 2018のファイナルが行われ, CODE for YAMATOKORIYAMAが金魚愛(AI)育成プロジェクトとして取り組んでいる「Kingyo AI Navi」が, アイデア部門の金賞[1]を受賞した.CODE for YAMATOKORIYAMAでは, 今年度このアイデ…

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」の紹介

「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」って本が, けっこうネットで話題になっていたので, 気になって読んでみた. 目 次 第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み 第2章 ネガティブ本…

「Kingyo AI Navi」のアプリ化を考える (2)

今月中頃(2019.3.16), Urban Data Challenge 2018のファイナルが行われ, CODE for YAMATOKORIYAMAが金魚愛(AI)育成プロジェクトとして取り組んでいる「Kingyo AI Navi」が, アイデア部門の金賞[1]を受賞した.CODE for YAMATOKORIYAMAでは, 今年度このアイデ…

「Kingyo AI Navi」のアプリ化を考える (1)

先週末(2019.3.16), Urban Data Challenge 2018のファイナルが行われ, CODE for YAMATOKORIYAMAが金魚愛(AI)育成プロジェクトとして取り組んでいる「Kingyo AI Navi」が, アイデア部門の金賞[1]を受賞した.urbandata-challenge.jp 関連記事: ・「Kingyo AI …

AutoML:NNIを試してみた! (2)

(株)クラスキャットが先日(2019.2.25)から投稿されている「AutoML」に関する記事[1][2][3]を読んで, マイクロソフト社がオープンソース化したAuto MLツールキットNNI(Neural Network Intelligence)[4][5]に興味を持ち, 少し試してみた. 関連記事: ・AutoML…

AutoML:NNIを試してみた! (1)

(株)クラスキャットが先日(2019.2.25)から投稿されている「AutoML」に関する記事[1][2][3]を読んで, マイクロソフト社がオープンソース化したAuto MLツールキットNNI(Neural Network Intelligence)[4][5]に興味を持ち, 少し試してみた. 関連記事: ・AutoML…

「独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで」の紹介

数年前から趣味でDeep Learningをやるのに, Pythonに独学で取り組んできた. 昨年後半に, この本が結構話題になっているということで, とりあえず買ってスタックしていたものを最近通勤の合間に読んだ. 目 次 第1部(Part 1) 第1章 イントロダクション 第2章 …

YOLOv3を試してみる(3)

オリジナルデータで物体検出を試してみたくなり, 久々にYOLOを触ってみることに... YOLOは, 昨年少し触っていたYOLOv2からYOLOv3にバージョンアップしており, 今回はYOLOv3をPythonから利用する方法について, 少しまとめておく. 関連記事: ・YOLOv2を試して…

YOLOv3を試してみる(2)

オリジナルデータで物体検出を試してみたくなり, 久々にYOLOを触ってみることに... YOLOは, 昨年少し触っていたYOLOv2からYOLOv3にバージョンアップしており, 今回はYOLOv3のモデル学習について公開データをもとに手順等の確認を行った. 関連記事: ・YOLOv2…

ピープルカウンタを考えてみる(5)

Code for Naraがらみで, 今年の初めに施設に出入りする人のカウント及びそのデータ分析などの実証実験を, とある場所(ヒ・ミ・ツ!!)の施設管理者に提案しようという話が持ち上がった. しかし, Intel Real Sense D415の入手が遅れるなど, 結局提案には至らな…

ピープルカウンタを考えてみる(4)

Code for Naraがらみで, 今年の初めに施設に出入りする人のカウント及びそのデータ分析などの実証実験を, とある場所(ヒ・ミ・ツ!!)の施設管理者に提案しようという話が持ち上がった. しかし, Intel Real Sense D415の入手が遅れるなど, 結局提案には至らな…

金魚って見分けられる? (4)

Code for YAMATOKORIMAYAでは, 「アーバンデータチャレンジ2018 」への取り組みの一つとして, 金魚AI(愛)育成プロジェクトなるものに取り組んでいる. 関連記事: ・金魚って見分けられる? (1) ・金魚って見分けられる? (2) ・金魚って見分けられる? (3) ・金…

金魚って見分けられる? (3)

Code for YAMATOKORIMAYAでは, 「アーバンデータチャレンジ2018 」への取り組みの一つとして, 金魚AI(愛)育成プロジェクトなるものに取り組んでいる. 関連記事: ・金魚って見分けられる? (1) ・金魚って見分けられる? (2) ・金魚って見分けられる? (3) ・金…

Cloud AutoML Visionは金魚を見分けられるか?

今年のGoogle Cloud Next '18で発表されたCloud AutoML Vision(Public Beta) [1]を試してみた. Cloud AutoMLは, 機械学習やコーディングに関する専門知識がなくても, 誰でも独自のニーズに合わせてカスタマイズした機械学習モデルを作れるというサービスだ.…

深層学習用に低火力PCを組み立てた(5)

人工知能技術戦略会議等主催 第1回AIチャレンジコンテスト[1][2]で入賞賞品としていただいたNVIDIA GTX-1060 Founders Editionを活用しようと, 「低火力コンピューティング」のPCを組み立てた.あらから約1年, 「低火力コンピューティング」のPCはDeep Learni…

金魚って見分けられる? (2)

Code for YAMATOKORIMAYAでは, 「アーバンデータチャレンジ2018 」への取り組みの一つとして, 金魚AI(愛)育成プロジェクトなるものに取り組んでいる. 関連記事: ・金魚って見分けられる? (1) ・金魚って見分けられる? (2) ・金魚って見分けられる? (3) ・金…

Google Colaboratory (2) ― FuseでGoogle Driveをマウントする

最近, 機械学習を始めてみようという方に, 勉強環境としてGoogle Colaboratory[1]をおススメすることがよくある.Google Colaboratory概要 ・機械学習の環境構築がほぼ不要(TensorFlow, Keras, PyTorch, Chainer等インストール済) ・GPUを含めて無料で利用可…

Google Colaboratory (1) ― ファイルをアップロード/ダウンロードする

最近, 機械学習を始めてみようという方に, 勉強環境としてGoogle Colaboratory[1]をおススメすることがよくある.Google Colaboratory概要 ・機械学習の環境構築がほぼ不要(TensorFlow, Keras, PyTorch, Chainer等インストール済) ・GPUを含めて無料で利用可…

金魚って見分けられる? (1)

一昨日(2018/7/28), 「アーバンデータチャレンジ2018 奈良ブロック キックオフ」があり参加した.udc2018-nara1.peatix.com 関連記事: ・金魚って見分けられる? (1) ・金魚って見分けられる? (2) ・金魚って見分けられる? (3) ・金魚って見分けられる? (4) …

Pythonではじめる3Dセンシング!!

先日(2018/7/22), 大江橋Pythonの会#1で, 「Pythonではじめる3Dセンシング」と題して, 3Dセンシングの概要やPythonでIntel Real Sense D400シリーズを使用する方法などについて紹介した.soleildatadojo.connpass.comIntel Real Sense D400シリーズの開発ツー…

「Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書」の紹介

データ分析には興味があったが, これまで統計学をきちっと学んだことがなかった. 一度, 統計学の本を読みたいと思っていたおり, この本を見つけた.この本は統計学の基本的な事をPythonによる実装も交えて解説しており, 数式の多い統計学の専門書よりは読みや…

「知的戦闘力を高める独学の技法」の紹介

facebookでこの記事が紹介されており, タイトルに少し惹かれAmazonでポチってしまった.bnl.mediaGWに何冊か本を読み始めたのだが, この本もその一冊である. 目 次 序 章 知的戦闘力をどう上げるか? -- 知的生産を最大化する独自のメカニズム 第1章 戦う武器…

ピープルカウンタを考えてみる(3)

Code for Naraがらみで, 施設に出入りする人のカウント及びそのデータ分析などの実証実験を, とある場所(ヒ・ミ・ツ!!)の施設管理者に提案しようという話が持ち上がっている.前回, Intel Real Sense D415を入手し, Linux上での開発環境構築を紹介したが, 2-3…

matplotlibでGoogle日本語フォントを使う

pythonでデータを可視化するのにmatplotlib[1]やseaborn[2]を使用しているが, デフォルト設定では日本語が表示されない.日本語表示する必要がそれほどあるわけではないが, 今回資料作成のために日本語が表示できるようにしてみようと思い, Googleのフリーフ…

ピープルカウンタを考えてみる(2)

Code for Naraがらみで, 施設に出入りする人のカウント及びそのデータ分析などの実証実験を, とある場所(ヒ・ミ・ツ!!)の施設管理者に提案しようという話が持ち上がっている. 関連記事: ・ピーブルカウンタを考えてみる(1) ・ピープルカウンタを考えてみる(…

ピープルカウンタを考えてみる(1)

Code for Naraがらみで, 施設に出入りする人のカウント及びそのデータ分析などの実証実験を, とある場所(ヒ・ミ・ツ!!)の施設管理者に提案しようという話が持ち上がっている. 関連記事: ・ピーブルカウンタを考えてみる(1) ・ピープルカウンタを考えてみる(…

「0 to 100 会社を育てる戦略地図」の紹介

昨年, ヘルスケアやアグリ(agriculture)などいくつかの新規事業テーマが本体から分離され別会社となった. そして, 新規事業テーマに関連した商品2機種の開発に携わり, 一応発売までこぎつけたが, 事業としてはまだまだこれからである.そこで, 今年最初に読む…